Webマーケティング

売れるコンセプトの作り方|初心者でもわかる!コンセプトの例と作成手順

こんにちは あみんです♪

 

このページに来たということは、コンセプトってどうやって作ったらいいんだ!と悩んでいる方ではないでしょうか。

ビジネスを成功に導くため、様々なコンテンツを作り込んでいく上で、一番最初のプロセスにおいて「コンセプトが大事」だと耳にしますよね。

人がモノを買うときには必ず理由があります。

これから広告費をかけずに、webで商品・サービスをアピールしていくにはそのサービスの特徴をしっかり押さえる必要があります。

webマーケティングにおけるコンセプトの意味と作り方についてお話ししますね。

コンセプトとは

コンセプトとは

コンセプトとは、意味のある制作物を制作する際の基準となる考え方のことです。

全体的な方針や目的をズラさないために使用します。

「誰に、どんな問題を、どのようになる(解決する)か」の3つの視点で考えることが大切です。

主にビジネスやコンテンツの企画を立てる際に必要となる考え方であり、決められたコンセプトによってビジネスがうまくいくかどうかが左右されます。

他社と差別化したコンセプトや、業界に今までなかったコンセプトを考えることが競争力となるため、多くの時間をかけて考えていきましょう!

売れるコンセプトの特徴

売れるコンセプトの特徴

ターゲットが明確

買ってほしい・利用してほしい顧客層が明確で、ターゲットの求める軸で商品が開発されています。

かつそのターゲットが広すぎず狭すぎないのも特徴です。
ターゲットが広すぎると母数は多いが、結果誰にも刺さらないコンセプトに。
ターゲットが狭すぎるとその人にはものすごく刺さるが、売れないコンセプトに…。

きちんとターゲットとペルソナを設定しましょう!

ターゲットの悩みが明確

ターゲットが決まったらその人たちがどんな悩みを持っていて、どんな生活をしているのかリサーチしましょう。その悩みが本質的であればあるほどターゲットの心を動かします

強いUSPを持っている

USPとは、一言でいうと、顧客から見た「他社にはない独自の強み」のことです。

Unique ………独特な、唯一の

Selling …………販売手段

Proposition……提案、計画

USPを持つと、競合のなかで際立った存在になることができ、価格競争に巻き込まれない強いコンセプトが出来上がります。

▼サービスの強みが爆発するUSP戦略はこちら▼

USPとは?サービスの強みが爆発するUSP戦略USP (Unique Selling Proposition)とは?なぜUSPが重要なのかなど他ではマネできないUSPの説明と事例、USP作成のポイントを解説します。USPを作成し、心に刺さるサービスを届けていきましょう! ...

優れたコンセプトの事例

ウイダーinゼリー

朝食をパッと済ませることができるウィダーinゼリーは、コンセプトをもとに商品開発がされています。

コンセプト

「朝食を食べる時間もない人」が「10秒でしっかりと朝食を摂ることができる」ゼリー飲料

ウィダーinゼリーは、「10秒チャージ2時間キープ」というテーマのもとでコンセプトを作り、商品開発が行われました。

たとえば時間のない人が歩きながらでもパッと朝食を摂れるように、スプーンや容器を必要としない飲めるゼリータイプの商品にされています。

サイズ感的にも楽に持ち運びができるので、外出先でも簡単に朝食を摂ることができます。また食事の代用ということで、もちろん栄養素についてもよく考えられています。USPの事例としてもよく出てきますね!
(参考:ウィダーinゼリー公式サイト)

走れるパンプス

「パンプスは動きにくい」という問題を解消した動きやすいパンプスという表現で大ヒットしました。

コンセプト

「毎日ヒールを履きたい女性」に負担を感じず「走ることのできる」パンプス

アミアミを代表する”走れるパンプス”シリーズは7cmヒールパンプスから始まりました。

履き心地に徹底的にこだわり、長時間履いても「痛くない」「疲れにくい」と、これまでのパンプスの常識を覆してきました。

(参考:アミアミ)

コンセプトの作り方ステップ

コンセプト設定のポイント

1.市場調査をする

まずは、自社が参入する市場について調べましょう!市場の規模やトレンド、競合他社の情報を収集し、自社の立ち位置(ポジショニング)を把握していきましょう。

例えば、インターネットの調査情報を活用して市場規模や成長率、トレンドを調査します。そして、競合他社のウェブサイトや広告、ソーシャルメディアを分析して、彼らの製品やサービスについての情報を収集しましょう。

2.ターゲット・ペルソナを決める

しっかり深い悩みや行動を把握するため、ターゲット・ペルソナを設定しましょう!

▼ターゲット・ペルソナの設定方法はこちら▼

【集客力がUP!】ターゲットとペルソナの戦略的な設定方法の秘訣ターゲットとペルソナの違いとは?ペルソナを設定するメリットと、コアターゲットと戦略的ターゲットの2種のターゲティング設定法を解説します。設定ができたらペルソナに憑依し、悩みを100個書き出し深い悩みを理解していこう!...

3.ペルソナの悩みを100個書き出そう!

いかに心に響く訴求ができるかどうかは、ペルソナ本人ですら気付いていない潜在的な欲求や本音をズキューーーンと突き刺し、解決できそうな未来を提示できるかどうかです。

深い悩みを100個書き出して、どんな悩みがあるのかカテゴリ分けしましょう。

4.サービスの強みを書き出す!

強みの見つけ方もいろいろありますので、いろんな角度から何が強みか焦点を決めてコンセプト設計をしましょう!

自社と自社製品・サービスの強みを知るには「4P分析」

4P分析は、マーケティング戦略を企画・立案するプロセスで使われる分析方法です。製品・サービスを供給する企業の立場から、自社製品・サービスの魅力やプッシュするべきセールスポイントなどを、下記の4つの視点で分析し、戦略立案に役立てていきます。

  • Product(自社の製品・サービス)

Productでは、自社の製品・サービスにどのような強みがあり、どのような価値を提供するのかを分析します。製品・サービスそのものの機能や質だけでなく、製品デザインやカラーバリエーション、サービスのオプション設定なども含まれます。

  • Price(価格)

Price、つまり価格設定は、決して簡単ではありません。おおよその相場感というものがありますし、安ければ売れるというものでもないのです。

製品・サービスそのものの価値に加えて、市場での人気や希少性、ブランド力などから、価格設定が適切かどうか、十分に分析する必要があります。

  • Place(販売場所・提供方法)

Placeは、「どこで、どのように売るのか」ということです。卸売を挟むのか、それともメーカー直販なのか。一般の流通にのせるにしても、販売量やエリアの設定をどうするかなど、設定の仕方は数多くあります。

いずれにせよ、製品・サービスの特性とターゲット層の属性に、販売場所と提供方法が合致していることは必須です。

  • Promotion(販促活動)

より多くの製品・サービスを販売するために、どのような販促活動を行うのか、Promotionにも分析が必要です。製品・サービスの特性からターゲット層を絞り込み、そこにリーチできる媒体を選択する必要がありますし、コストとの兼ね合いも考慮しなくてはなりません。

顧客目線で分析する「4C分析」

企業側の視点で行われる4P分析に対応するものとして、4C分析があります。4C分析は、顧客側の視点に立った分析法で、やはり4つの要素について分析していくフレームワークです。これは、顧客の心理に応えるための分析法といえます。

  • Customer Value(顧客にとっての価値)

Customer Valueは、4P分析のProductに対応します。自社の製品・サービスが、顧客にとってどれほどの価値を持つかを分析します。どのような高品質・高機能でも、それを必要とする顧客がいないのでは、商品としては成立しません。

  • Customer Cost(顧客にとってのコスト)

Customer Costは、4P分析のPriceに対応します。これは、「コストパフォーマンスの高さ」と言い換えることもできるでしょう。顧客にとって有用なものが安価で手に入るなら、顧客にとって二重の意味で価値のある製品・サービスということになります。

  • Convenience(顧客にとっての利便性)

Convenienceは、4P分析のPlaceに対応します。ネット通販の普及で、商品の流通形態は多様化しています。しかし、顧客にとって、自分がアクセスしやすい方法で購入できるということは重要です。使いにくさや買いにくさを感じてしまうと、その手間を嫌う意識が働いてしまうからです。

  • Communication(顧客とのコミュニケーション)

Communicationは、4P分析のPromotionに対応します。ウェブサイトやメールだけではなく、今やSNSも重要な媒体となりました。顧客の好みや行動スタイルに合わせたコミュニケーションは、顧客にとっても価値あるものとなります。

USPを浮き彫りにするSWOT分析

SWOT分析とは、自社の外部環境と内部環境をStrength(強み)、Weakness(弱み)、Opportunity(機会)、Threat(脅威)の4つの要素で要因分析することで、既存事業の改善点や伸ばすべきポイント、新規事業の将来的なリスクなどを見つけることができる分析方法です。

  • Strength(強み)
    自社や自社商品の長所や得意とするところ。内部環境のプラス要素。
  • Weakness(弱み)
    自社や自社商品の短所や苦手とするところ。悪影響を及ぼすと考えられる内部環境のマイナス要素。
  • Opportunity(機会)
    社会や市場の変化などにより、自社や自社商品にとってプラスに働く外部環境のプラス要素。
  • Threat(脅威)
    社会や市場の変化などにより、自社や自社商品に悪影響を及ぼすと考えられる外部環境のマイナス要素。

実績を箇条書きにして書き出そう

具体的な実績は信頼感を高め、安心材料となります。またそれが権威性をもち、他社との優位性を見出すことができます。

  • 販売実績:○○売上No.1、発売以来○○万本販売
  • 顧客満足実績:お客様満足度89%、お客様リピート率95%
  • 知名度の高い人物の推薦:インフルエンサー○○さん使用など
  • 専門家の評価:皮膚科医推奨など
  • 受賞歴:グッドデザイン賞受賞、ベストコスメ賞受賞など
  • メディア掲載:TVや雑誌の掲載

5.ターゲットに刺さる文章でまとめよう!

今までおこなってきたリサーチを総まとめしましょう!

ターゲットの悩みに突き刺さるUSPを簡潔にわかりやすい文章にしましょう!

最後に

コンセプト設計が今後の売上を左右するといっても過言ではありません。コンセプトの内容がこれから発信する内容のすべての軸となります。しっかりリサーチをして、コンセプト作成には時間をかけて取り組みましょう!

 

ABOUT ME
あみん
WEBマーケター/広告代理店 営業 広告を使わなくても、クライアントの販促に貢献したい! 目標:広告費を使わずに、商品や企業の魅力を引き出し、集客・売上アップを目指す! アラフォー主婦・2児の母。