こんにちは、あみんです♪
今日はテレビショッピング、LP(ランディングページ)など売れる商品に共通して使われている最強のライティング術について学んでいきます!
セールスライティングとは
セールスライティングを一言で説明すると、
読者を「買いたい」という気持ちにさせ、実際に購買につなげるためのライティング術です。
これは様々なシーンで活用されていて、
テレビショッピング、LP(ランディングページ)など売れる商品には共通してこの売れるライティングの型が使われています。
前回売れるライティングの基本、QUESTフォーミュラーをお伝えしましたが、今回はさらにGDTの法則と共感ライティングを組み合わせたセールスライティング全部盛りを解説していきます!!
【最強のセールスライティング】
QUESTフォーミュラー×GDTの法則×共感ライティング
この3つを組み合わせて最強のセールスライティングを作っていきましょう!
QUESTフォーミュラーとは
Q・U・E・S・Tの頭文字から始まる順番の文章構成で、特定の悩みや問題を抱えている読者に対して、解決策を提示できるライティング術のことです。
- Qualify:興味付け
- Understand:「理解・共感」を示す
- Educate:解決策を「教育する」
- Stimulate:購買意欲を「刺激する」
- Transition:顧客に「変化させる」
Q = Qualify(興味付け)
人に何かを話すとき、聞くか聞かないかは「興味付け」で決まります!!
これは実際に販売されている本のタイトルです。
本を手に取ってもらえるよう興味付けされているのでチェックしてみて下さい!
- 学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話
- 人は見た目が9割
- もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら
- さおだけ屋はなぜ潰れないのか?
- 100円のコーラを1000円で売る方法
話が下手な人、営業がうまくいかない人、文章がうまく書けない人はここが失敗しているケースが多いです。初めにきちんと興味付けされていないと、その後の話に対する没入率が変わってきます。
さらに信頼につながる実績提示ができるとより良いです!
- 販売実績:○○売上No.1、発売以来○○万本販売
- 顧客満足実績:お客様満足度89%、お客様リピート率95%
- 知名度の高い人物の推薦:インフルエンサー○○さん使用など
- 専門家の評価:皮膚科医推奨など
- 受賞歴:グッドデザイン賞受賞、ベストコスメ賞受賞など
- メディア掲載:TVや雑誌の掲載
このような実績を示すことでより強い興味付けができることになります。
U = Understand(理解・共感を示す)
興味付けができたら、相手の悩みに共感することです。
ターゲットに、普段こんなことで悩んでいませんか?という問いかけをします。
ペルソナ設定が正確にできていると、この悩みがよりリアリティで本質的なものになり、「そうそう、まさに私と同じ!」「だけど難しいんだよなぁ…」とうなづきの嵐です!!
E = Educate(解決策を教育する)
次に、ターゲットをどのように悩みを解決できるのかを教育していきます。
「自分なりにやってみたけど駄目だったんだよ…」というターゲットに対して、「なるほど、だから解決できるのか」「そんな方法があったんだ」「こんな商品は他にないよね」とUSPを提示できたら購買意欲が増してきます。
でもメリットばかり並べられてると大丈夫?って思いますよね。
高いんじゃ?続けるの難しいんじゃ?体に悪いものが入っているんじゃ?とユーザーは疑いの目でを持ちながら読み進めますので、それを一つずつ解消できるパーツも用意してあげましょう。
S = Stimulate(購買意欲を刺激する)
さらに購買意欲を刺激するために、悩みを解決できた後の自分を想像させてあげましょう!
メリットだけではなく、ベネフィットを伝えていきましょう!
商品 | メリット | ベネフィット |
iPod |
|
好きな音楽を大量に携帯できて、いつでもどこでも聴ける |
USJエクスプレスパス |
|
たくさんのアトラクションに乗ることができるので、大切な人との楽しい思い出がたくさんできる |
カメラ |
|
リレーで走る子どもの姿をキレイにブレなく簡単に撮れて思い出に残せる |
このようにメリットだけでなくベネフィットまで話すと、自分にもそんな未来がやってくるのかなぁっていう気分になってきますよね♪
T = Transition(行動させる)
この期待値がMAXになったときに問い合わせ・購入などの行動を促します。
特に緊急性があると人は行動しやすいですので、下記のような緊急性の提示ができるとより良いです!
- 限定:期間限定、限定10名様、100個限定、初回限定
- 緊急性:○月○日までのお得なキャンペーン、今だけ、在庫僅少、再販中
この表記の仕方も”スマートな緊急性”の表示が良いですね!
「○割引!」などはもうみんな見慣れてしまっていますから、
「大変申し訳ございません!お一人様3本までとさせて下さい!
(中略)今年の春、期間限定、数量限定で販売をさせて頂きました『一度使うとやめられない○○美容液』ですが、
ご用意いたしておりました限定数はすべて完売となり、(後略)」
というような丁寧な説明説得のライティングが重要です!
▼もっと詳しくQUESTフォーミュラーを知りたい方はこちら▼
GDTの法則とは
DRMの世界で有名なマイケル・フォーティンが考案した、人間の持っている9つの欲求を3つのレベルで表したものです。
この9つの欲求は3段階に分かれ、強さに順番があります。
Goal(目標)<Desire(欲望)<Teaser(本性)
その欲求のレベルを理解しておくことで、より本能をくすぐるライティングにつながっていきます。
Goal(目標):人間が絶対に避けたい3つのNOT
Goal(目標)は、GDTの法則のなかでは、一番弱い欲求とされていますが、重要でないわけではありません!
人間は、極力お金も時間も労力もかけたくないものです。
商品・サービスにこの3つのNOTを満たす要素がないか、必ず確認してからコピーを書くようにしましょう。
- Save TIME (タイム):時間をかけたくない
- Save Effort (エフォート):努力をしたくない
- Save Money (マネー):お金を使いたくない
・1日3分!天才に変わる方法(著:今村暁)
・飲むだけで痩せる
・1日たったの30円〇〇サプリ
Desire(欲望):人間が生まれつき本能的に持つ3つの欲望
Desire(欲望)は、Goal(目標)を上回る欲求です。
- Greed (グリード):富や名誉が欲しい、欲求を満たしたい
- Lust (ラスト) : 愛が欲しい、性欲が満たしたい
- Comfort (コンフォート) : 快適でありたい、悩みや苦痛のない状態でいたい
・地域No1のタワーマンションからの夜景が毎晩見れる
・同窓会で「昔と変わってないね」といわれる美容液!
・春のモテかわコート
・スポーツシューズの嫌な臭いが一瞬で無くなる
Teaser(本性):人間が衝動的に行動を起こしてしまう3つの本性
Teaser(本性)は、人間が絶対に逆らえないもっとも強い欲求と言われます。
- Scarcity (スケアシティー) :希少性のあるものが気になる
- Curiousty (キュリオシティー) : 好奇心をかき立てられるものが気になる
- Controvesy (コントロバーシー) : 反社会性、論争を巻き起こすような発言が気になる
→禁止されるとしたくなる!
・限定 or 先着5名
・三ツ星ミシュランのシェフがうなった冷凍食品
・初めての方にはお売りできません(ドモホルンリンクル)
共感ライティングとは
共感ライティングとは、読み手から共感を得るためのライティング術です。
共感を得ることで、相手の行動を促しやすくなります。
なぜなら、人は自分のことを理解してくれてるひとの話しか聞きたくないからです。
例えば、自分の意見を否定してくる人には、心を開けません。
自分の気持ちを理解してくれないと思った瞬間、相手はあなたの話を聞きません。
共感ライティングは、相手に寄り添うことで、相手に話を聞いてもらい、相手の行動を促すことができる文章テクニックです。
どうやって共感するのか
さきほどお伝えしたGDTの法則を使うと、自分の欲求を簡単に実現できるように見えて、逆に「怪しい…」「嘘でしょ」と思われてしまいます。
そんなネガティブな感情を持ったままでは、相手を行動に促すことはできません。
たとえば…「飲むだけで痩せる500円サプリ」とあったとき、本当だったら欲しいけどいろんな不安がよぎります…
・体に悪いものが入ってない?
・どんな味がするのかな
このように読者のネガティブな気持ちを先読みして、不安を払拭してあげるのが共感ライティングです。そうすると、「そうそう、そこが不安だったんだよ!」と共感を生むことができます。
ポイントとしては、読者の不安に対して否定する言い方ではなく、肯定した上で、相手の不安を解消する理論を話すと、究極のコピーライティングが完成します。
NG→体に悪いものは入ってません!
OK→私も最初は体に悪いものが入ってるんじゃないかと思ったんだけど、成分を見てみると自然由来のものばかりで安心しました。
全部盛りの最強セールスライティングの事例
それでは実際にセールスライティング全部盛りの事例を見ていきましょう!
SajiOneオーガニック
健康的な毎日をサポートする鉄分とビタミンが豊富なサジージュースの事例です。
※長いので一部抜粋しています。
参考:https://cp.curilla.jp/so900ts1_06_500_p_u
長いので一部抜粋しましたが、QUESTフォーミュラー×GDTの法則×共感ライティングの使い方がわかりましたか?
商品を販売したり、お問い合わせ、資料請求につなげる際にぜひ参考にしてください。
まとめ
QUESTフォーミュラー×GDTの法則×共感ライティングを組み合わせて、売れるセールスライティングを目指しましょう!
- Qualify:興味付け
- Understand:「理解・共感」を示す
- Educate:解決策を「教育する」
- Stimulate:購買意欲を「刺激する」
- Transition:顧客に「変化させる」
この9つの欲求は3段階に分かれ、強さに順番があります。
Goal(目標)<Desire(欲望)<Teaser(本性)
共感ライティングとは?
共感ライティング…読み手から共感を得るためのライティング術。
読者の不安に対して否定する言い方ではなく、肯定した上で、相手の不安を解消する理論を話すと、究極のコピーライティングが完成します。