こんにちは、あみんです♪
今回はYouTube台本の型について学んでいきたいと思います。
私が見るYouTubeの中で一番ためになったのは「てぃ先生」です。このてぃ先生の動画から成約に結び付ける動画台本のパターンを読み解いていきたいと思います!
みなさんはてぃ先生を知っていますか?
てぃ先生は保育士でありながら、子育てや保育に関する役立つ情報をXやYouTubeで発信し個人で活動もされています。Xフォロワー数63万人、YouTubeチャンネル登録者数 83万人、Instagramフォロワー数43万人(2024年6月現在)という大人気の保育士さんです。
お子さんをお持ちで育児にパパママでは知らない人はいないんじゃないでしょうか??
私には2人の子供がいますが、2人目が生まれた後、3歳の息子と0歳の娘のワンオペ育児で忙しい毎日を送っていました。
3歳のお兄ちゃんは、イヤイヤ期と母を妹に取られた寂しさからか、わがままが増えていきます。
今までは自分で来ていた服を着なくなり、どうしていいもんか私は悩んでいました。
- 毎日着替えを手伝うのは面倒くさい
- どうにか自分で着替えてほしい
- 手伝ったら毎日甘えてくるんじゃないか
- 「自分でできるでしょ」とつい腹が立ってしまう
- ただお兄ちゃんにも寂しい想いをさせているよなぁと罪悪感の日々…
そんなとき、息子の行動が一変する1つの動画に出会ったのです!!
てぃ先生のYouTube動画
「自分で出来るはずのことを『やって!』と【甘える子ども】が変わる方法」
まさに!
この動画に吸い寄せられ、自分と息子の気持ちを言い表されたようで、最後まで見進めることができました。そして、他の動画もあさるように見始めるようになるのです。
そんなてぃ先生の動画は似たような構成でできています。
どのような台本構成でできているのかこの動画をもとにリサーチしてみたいと思います。
てぃ先生とは
X:てぃ先生より
てぃ先生プロフィール
関東の保育園に勤める男性保育士。 ちょっと笑えて、可愛らしい子どもの日常をつぶやいたTwitterが好評を博し、フォロワー数が60万人超え、子育てや保育に関する役立つ情報を発信したYouTubeチャンネルも登録者数が70万人以上。SNS総フォロワー数は150万人を超え、保育士としては日本一の数である。ちなみに、名前の読み方は「T」先生。
SNS以外にも、テレビやラジオをはじめとしたメディアへの出演も多数。2022年4月からはNHK Eテレでのレギュラーが決定。全国での講演活動は年間50本以上で、他園で保育内容へのアドバイスを行う「顧問保育士」の創設と就任など、保育士の活躍分野を広げる取り組みにも積極的に参加している。
著書
「てぃ先生の子育てで困ったら、これやってみ!」は16万部超え
「てぃ先生の子育て○×図鑑」は、早くも8万部を突破中
てぃ先生YouTube台本の流れ
オープニング
①挨拶
挨拶はとっても簡単です。
はい、どうも。てぃ先生です。
②今回のテーマ(悩みへの共感とこの問題を解決します)
最初に、「こんな悩みありますよね?」と問題を明らかにして、『早々それで困ってるの!』と共感させ、この問題を解決しますとテーマの確認をします。
ここでは、子どもが自分でできることを「やって!」と頼んでしまうことが問題です。
「今日なんですけれども、お子さんたちが自分でできるはずのことを先生やって今もやってパパやってって言ってくることあるじゃないですか。
本来自分で着替えられるはずなのにパパこれ履かせてほしいとか言ってくることあると思うんですね。
そういった時にどうやって対応するのがいいのかなとこの意味のお父さんお母さんや先生方多いんじゃないかなというふうに思いますからぜひ今日の話を参考になさってみてください!
最後まで見たい!と思わせれるように、「そうそうこれで悩んでるんだ」と悩みに共感させ、興味付けをすることが大事です!
③行動喚起(チャンネル登録の誘導)
本題に入る前に、先にチャンネル登録を誘導します。
これチャンネルではお父さんお母さんや保育士さんのお役立つ情報について発信しておりますのでぜひ下の赤いチャンネル登録ボタンからご登録を宜しくお願いいたします。
それからですね てぃ先生 twitterもやっておりますので、ぜひ twitterフォローもよろしくお願いいたします。
メインコンテンツ
①再度問題の確認
自分の体験談としてこんなことありますよね、という問題の再確認を行います。
本題なんですけれども、僕はですね、保育所をやっている中で、そうやって本来自分でできるはずのこと、それこそお着換えなんかを「先生やってほしい」と言ってくるお子さんていらっしゃるんですね。
②自分の失敗談
今ターゲット(ここでいうお父さんお母さん)が実際に失敗しているのと同じことをして自分も失敗したという経験談の話をします。
そういった子さんたちにですねぼく若い頃本当に保育士になりたての頃っていうのはやっぱり自分でできるはずのことなんだから自分やってもらった方がいいだろうと思って、「自分で出来るでしょ、自分でやりな」とある種突き放したりしたんですね。
もしくはそれでも「やってほしい、やってほしい」とやってくる子さんたちに対しては、「もうしょうがないなぁじゃあ先生手伝うよ」なんて言って手伝ったりとか、「じゃあ次から自分でやろうね」なんて言って声をかけてやったりしてみたんですね。
それでうまくいったかというとこれでうまくいかないんですよ。~中略~
また同じように「先生やって」「先生これ手伝って」というふうにやってくるんですよ。それは永遠に終わらなくなっていくんですね。
③悩みの共感
ターゲットも同じように悩んでいますよねと改めて確認します。
こういったことでお悩みのお父さんお母さんたちも非常に多くいらっしゃるんじゃないかなっていうふうに思うんですよね。
④失敗した理由の解説
解決策の前に、なぜ失敗したかという理由を解説していきます。
これがいったいどうやったら解決できるのかっていうポイントなんですけれども、いい言葉があるんですね。
その言葉をお伝えする前にです。
実際これがどうやって起こるかというと、結局のところ“自分でできる”っていうのは自分でもわかっているんだけど、甘えてくる。っていうことはやっぱりどこか寂しいとかですね、あとは心にどこか不安があるとかとにかくその自分のその不安のところを解消したい、甘えたい。だからこそ自分でできることをやってほしいとやってくるわけですよ。
~中略~
⑤解決策
ここで初めて解決策をお伝えします。
じゃあどうやって答えたら、そういう自分でできることを「やってやって」とやってくる姿が変わるか、どういう言葉でその甘えを認めてあげる言葉なんですね。
僕が実際にやってみてこれが一番いいなと思った言葉が2つありますから、ぜひ皆さんですね、ちょっとご家庭とか、保育園に言う状況に合わせて、オリジナリティ加えてやってみていきたいんですが。
まず一つ目は大好き。今までは自分でできるでしょと言って突き放す。こういったお子さんたちに対してはまず「いいよ」と肯定から入ります。「えー」とか「やだー」とかではなくて、まずもう即答で「いいよ」と入ってあげます。
でまずもう不安が一つ解消されますよね自分を受け入れてくれるんですね。~中略~
でもう一個おすすめな言葉が、「大事に思っている」ってことですね。じゃあ今度女の子だとして「先生これ履かせてほしい」と言ってきたときには同様に「いいよ!」とまず肯定から、とにかく肯定から入ります。「いいよ!手伝ってあげる!だって先生○○ちゃんのこと大事で大事でたまらないからもう手伝うよ、いいよ!」とやってあげるんですよ。
⑥変化と証言
ここでは、解決策を実行することで得られる変化を具体的に示します。また、実際に成功した人々の証言を紹介します。
こうやってやってあげると、本当に変わります!
次の場面でやってって、やって来なくなるんですよ。これ見てる皆さん聞いてる皆さんですね、「えぇそんな手伝ったら次をやってってやってくるに決まってるじゃん」って思うかもしれないんですけ、これ全然真逆なんですね。
そうやって「いいよ」ともうすぐに認めてあげて「大好きだからやってあげる」「大事に大事に思ってるから手伝うよ」って言ったほうが、子どもはそういった不安や寂しいという思いが払拭されているので、もう自分でできることは自分でやるんですよ。なぜならば子供というのは本来自分でできることは自分でやりたいし、なんなら自分で出来ないことも自分でやろうとするじゃないですか。
⑦問題に対する行動喚起
ここでは、具体的に行動を促します。
そういった性質お子さんたちは持っているのでそういった性質のところに戻ってくるように、僕たちはフォローをしてあげればいいだけなんですね。そんなわざわざ突き放して「自分でやりなさい」と言わなくても、そんな小言を言ってですね、「自分でできるはずなのになぁ」なんて言いながら履かせなくても、ちゃんとその甘えたいって気持ちを受け止めてさえあげれば、子供は自分でもとのきちんとした路線に戻っていきますので、ぜひですね、父さんお母さんたち、先生たちですね、お子さんたちがそうやってやってきた際には、「もう自分で出来るはずなのになぁ」という気持ちはわかるんですが、「いいよ」と即答で、○○くんのこと大好きだから△△ちゃんのこと大好きだから、先生やるよ、パパやるよ」って言ってあげた方がほんっっっとうに解決早いですのでぜひ参考にしてやってみてください。
エンディング
①行動喚起(コメント誘導)
コメント記入を促します。他のお悩みも聞くことで、コメント数アップを狙えますね。
そしてやってみてですね、「うまくいった」って言う場合はですね、コメントの方に書いていただいて、うまくいかなかったいう場合にもですね、ぜひコメントの方に「うまくいかなかったので別の方法ありませんか?」なんて聞いていただければ、また次回のね、違う動画でお答えすることもできますので、ぜひコメントの方もお待ちしております。
②締めの挨拶
最後に簡単に挨拶して終わりです。
それでは本日はこれでおしまいです。ありがとうございました。てぃ先生でした。
まとめ YouTube台本テンプレ例
YouTubeの台本をテンプレート化して台本作りを効率よく作りましょう!
今回はてぃ先生から学んだテンプレを作ってみました!
【オープニング】 挨拶 |
こんにちは!〇〇です! |
---|---|
【オープニング】 テーマ |
「最近○○・・・」 「○○・・・」 みなさんはこんなお悩みありませんか?この動画ではそういった時にどうやって対応するのがいいのかについて解説しますからぜひ今日の話を参考になさってみてください! |
【オープニング】 行動喚起 (チャンネル登録) |
これチャンネルでは、〈ターゲット〉の方に役立つ情報について発信しておりますので、ぜひ下の赤いチャンネル登録ボタンからご登録を宜しくお願いいたします。
それから私、X・Instagramもやっておりますので、ぜひフォローもよろしくお願いいたします。 |
【メインコンテンツ】 ①再度問題の確認 |
本題なんですけれども、「最近○○・・・」「○○・・・」こんなお悩みありますよね。
○○するの本当に悩みますよね… |
【メインコンテンツ】 ②自分の失敗談 |
こんなとき、私○○しちゃって失敗したんですよ… |
【メインコンテンツ】 ③悩みの共感 |
こういったことでお悩みの方も非常に多くいらっしゃるんじゃないかなと思います。 |
【メインコンテンツ】 ④失敗した理由の解説 |
これの解決策の前に、なぜ失敗してしまったのか解説します。 |
【メインコンテンツ】 ⑤解決策 |
では、どうやって解決するのかというと、○○になります。 具体的には・・・・。 |
【メインコンテンツ】 ⑥変化と証言 |
これを試してみると、本当に変わります!!
(具体例) |
【メインコンテンツ】 ⑦問題に対する行動喚起 |
なので、○○に悩んでいる方は、○○しないとこうなるので、今すぐ○○してみてください。(緊急性を入れるとなお良い)
そしてこれが解決すると○○な生活になりますよ~。(ベネフィットを入れるとより良い) |
【エンディング】 ①動画に対する行動喚起 |
○○を試してうまくいった!という方はコメントください。 上手くいかなかった場合も、「○○したけど他にいい方法ありませんか?」など質問してもらえたら、また次回の違う動画でお答えすることもできますので、ぜひコメントの方もお待ちしております。 |
【エンディング】 ②締めの挨拶 |
それでは本日はこれでおしまいです。ありがとうございました。以上○○でした。 |
まとめ
いかがでしたでしょうか。
てぃ先生の今回の動画は約6分で、他の動画も15分程度でマネしやすい構成になっていますので、ぜひチャレンジしてみてください!
最後までご覧いただき、ありがとうございました!